何!今のETC車載器が使えなくなる??

2022.04.18

 ETCの利用率は平成28年に90%を超え、直近データ令和3年10月には93.4%と高水準に達しております。
なるほど当社の営業車全車にもETC車載器を設置してますので、そのデータもうなづけますね。

ETCは、都市部では2025年度、地方部では2030年度に高速道路のETC専用化が実施される計画です。
と言う事は、、将来的にETC未装着車は高速道路を通行できなくなる? だそうです。

さらにもっと言えば、旧式(2007年以前)機種の一部や規格に合わない車載器は2022年12月以降、使用出来なくなるんです。
旧規格の車載器が使用できる現行電波法の猶予期限は2022年11月末迄とされておりますので、
2007年以前の車載器を使用されている方は確認しておく必要がありますよ。・・ボクもね
旧式でも現行の電波法に対応している車載器であれば問題無く使用できると言うので、ややこしいのですが、
遅くとも2030年には「新セキュリティ規格の車載器のみ使用可能」、つまり次世代型しか使えなくなると言ってますので、
旧規格車載器がいずれ使用出来なくなるのは確かなのです。
じゃあ何で見分けるの? はい、下記のとおりです。

2030年以降 使用可否の見分け方(2022.1月現在)
1) ETCのロゴの下に「・・・」が描かれているのは使用可
2) ETC2.0対応車載器に「■」のマークがある場合は使用不可
3) ETC2.0の名称が決定する以前のサービス名である「DSRC」のロゴが記載されたものは使用不可
4) 19ケタの車載器管理番号の最初の数字が「1」なら使用可、「0」の場合は使用不可

と、要約しても理解しにくいですし、変更になる可能性もありますので参考程度とご理解下さい。
これから導入される方は、販売店に相談して購入する事が必要ですね。
次回は、次世代型 「 ETC2.0 」 について説明します。