物流施設現場見学会開催 … 「ものづくり室蘭」を支える物流人材育成

2019.11.12

   室蘭市内の高校生を対象に、物流施設現場見学会を9月の9日、27日の2日間で約60名が参加し、
物流の仕事について理解を深めました。
 「ものづくり室蘭」を支える物流人材育成を目的に、北海道運輸局室蘭運輸支局が主催し、地元の物流産業に関連する企業が協力し合い
少しでも物流業界を知り、興味を持ってもらうために、現場見学や体験学習を通し、未来の物流人材への育成に取り組みました。

 当社は、木箱による製品梱包(こんぽう)について、中の荷物がどのように格納されているのかを、実物の木箱を開いて
わかりやすく説明した後、実際に使用している釘打機を使用しての体験学習を行いました。
木枠に釘を打込む姿は皆、真剣で体験した生徒は興味を持ってもらえたことが実感できました。
 また、企業説明として、プレゼンテーション形式にて約5分と短い時間の中で、当社での物流に関わる仕事をたくさん紹介しました。
その際に、挨拶は「ご安全に!」の話をした所、参加した生徒達も一緒に元気な声で「ご安全に!」と挨拶し、笑顔で応えていました。

 他の企業での見学内容は、室蘭港フェリーターミナルにて、「船舶代理店や通関士の仕事説明」、「フェリーへの車輛積込み作業の
説明」を座学にて行ない、また崎守埠頭に移動し、コンテナヤードでの見学、トレーラーやガントリークレン等の同乗体験を行いました。
高さ約55メートル、重さ約670トンのクレーンの同乗体験では、生徒も地上約30メートルにある操作室からコンテナを動かす様子を
見学しました。

 この度の見学会により、今後の「ものづくり室蘭」を支える物流人材育成に繫がる事を期待します。