交通安全講習会

2015.01.30

  今回は、社内にて「交通安全講習会」を実施しましたので、その内容について、あれこれ綴りたいと思います。

H26/12/17に実施しましたが、その時期、日鋼運輸の本拠地である北海道/室蘭地方は積雪がゼロでしたので、「来たるべく冬期の安全運転よろしく」といった内容の講習会、、、かと思い、講習会に参加しました。
おそらく参加者全員、その程度のものと考えていたんだと思います。

当社と交流の深い「北海道トラック交通共済協同組合」室蘭支部殿の計らいにより、安全推進企画部(札幌市)から講師をご招きいただき、この度の講習会を開催することができた訳です。
この場(ネット上ですが、、)をお借りして両名には改めて感謝申し上げます。

さらに掘り下げますと、以前に同様の講習会が札幌市で開催され、日鋼運輸からは3名が受講しましたが、
講習の内容に感銘を受けたある管理職「社員全員に受講させて、事故を起こさせないぞ!」という強烈な思い付きで講習会開催となりました。
余談ですが「あの講習を受けて何にも感じない奴は病気だ!」なんて問題発言までする始末、、、。
ネット書き込みによる上司への悪口はこのへんにしてと。
ともあれ、夜勤交代番を除く98名もの社員が受講、得てして大型車の乗務員も参加しています。
「事故形態と誘因要因」、、、なんて、文字にすると難しいですね。
「睡眠不足・疲労・体調不良・漫然運転 等々・・」、、、運転中よくありますよねーー。
講習会の内容は、これらによってもたらされた交通事故を「動画」を交えて解説されました。
動画は実際の事故映像です。
近年、ドライブレコーダーの普及が著しいので、ドライバー視点の事故映像が多くなりましたよね。
テレビ番組の衝撃映像なんかでも、よく見かけるようになりました。
ただ・・・テレビで見る映像とは全然違うのですよ、R15レベルでしょうかね、車輌に轢かれる瞬間をドライバー視点でまざまざと見せつけるのです。
実際の映像ですので、あたかも自分自身が事故を起こしてしまったかのように、錯覚させられます。
あっという間の2時間でした。
私自身、講習というものに、ここまで興味深く聞き入ったことが今まであったでしょうか?
衝撃映像と講師の話術に参加者全員ヤラれてしまいました、、、。

講習会終了後、受講者全員で感想文を書きました。
「自動車の運転が怖くなり、臆病になってしまった」、「自身の運転を振り返り反省している」、「いくら運転が上手くても技術で事故は防げない」、
「ドライバーとはリスクの高い職業」等々、相当効果があった模様でして、中には「帰宅したら女房にも講習内容を教えてやろう」なんて意見も、、
凄い影響力ですね。
今回の安全講習会を機に、ボクも俺もアタイもみんな、社員一同、改めて安全運転を誓ったのでした。
最後に講師は仰ってました 「 事故は人を選ばない 」  そう、次はあなたを選ぶかもです。

                                                            e/(ハラダ)